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武雄のまちへ出ていく、ゲストハウスという入口。  PR

武雄温泉通りにあるゲストハウス「yol」。その名前には、トルコ語で「道」という意味があります。大学時代にトルコへ留学していた山崎裕次郎(やまざき ゆうじろう)さんが名付けた言葉ですが、あとから「夜」「寄り道」「頼る」といった意味にも重なっていきました。ひとつの場所に泊まることが、誰かの寄り道になり、夜を過ごす場所になり、少しだけ頼れる場所にもなる。そんな言葉の広がりも、yolという場所のあり方に重なっています。 

「武雄には、おいしいお店や素敵な人がたくさんいるんです。観光で訪れた人にも、まちへ出てその魅力に触れてほしいと思いました。旅館でゆっくり過ごす時間が魅力的なのはもちろんですが、素泊まりを選び、まちへ出かけ、食事をし、人に会う。そんな旅の入口があってもいいのではないかと考えました」と、ゲストハウスを始めたきっかけになった思いを教えてくれました。 

その思いの通り、yolは宿の中ですべてを完結させる場所ではありません。泊まった人が武雄のまちへ出ていくための入口です。食事に出かける。温泉通りを歩く。近くの店に立ち寄る。宿泊をきっかけに、まちの中で過ごす時間が生まれていきます。

各国に友達が一人いれば、世界は少し近くなる。

山崎さんがゲストハウスに込めているのは、宿泊業の枠だけではありません。研究者時代、国際援助の現場に触れる中で、援助する側・される側という関係に違和感を抱いていたと言います。その一方で、アフリカで友人が困っていれば、自分は自然に手を差し伸べるだろうとも感じていました。そこにあるのは、援助というよりも、友達としての当たり前の感覚です。

「各国に友達が一人いるだけで、世界平和に近づくと本気で思っています」。極端で単純かもしれない。けれど、その実感がyolの根っこにあります。yolには海外からの宿泊者も多く訪れます。国や政治のニュースで語られる関係とは別に、同じ場所に泊まり、言葉を交わし、武雄のまちへ出ていく人たちがいます。 

大きな理想を語りながら、山崎さんが日々しているのは、「どこから来たんですか」「武雄はどうですか」「来てくれてありがとうございます」といった小さなやりとりです。その積み重ねで、旅人にとって武雄は、ただ通り過ぎる場所ではなく、誰かと出会った場所になっていきます。

旅人が泊まり、まちへ出て、人と出会う。その小さな道が、武雄温泉通りから少しずつ伸びていく。yolという名前に込められた「道」は、今日も武雄と世界のあいだに開かれています。 

プロフィール

山崎裕次郎(やまざき ゆうじろう) 

東京都武蔵野市出身。大学院で国際開発学を学び、大学研究員としてアフリカの学びと知識形成を研究。2023年に武雄市地域おこし協力隊として着任し、「たけおんちゃんねる」にて、動画で移住者や地域の人を紹介。現在はゲストハウス「yol」も運営。旅人と地域の人が出会う入口をつくりながら、肩書きが変わっても変わらないまなざしで、ゆるい繋がりを育て、その可能性を模索中。

SAGAローカリストアカデミー2026 概要

日時 2026年9月12日()13:00~17:00(予定)(受付開始 12:30~)
場所 佐賀県庁 新館 地下1階・SAGACHIKA-サガチカ-
〒840-0041佐賀県佐賀市城内1丁目1-59) 
参加対象 50名(先着申し込み順)
参加費 無料
参加ローカリスト 入江航 / 大石絢子 / 久野裕子/ 山崎裕次郎 

アカデミー終了後に、交流会も開催! 
歴代ローカリストとも交流できるチャンス。 新たな人脈や面白いアイデアが生まれるかも? 

(アカデミーと同会場で、アカデミー終了後に2時間程度開催予定)

参加申し込みは公式LINE「SAGAローカリスト」の応募フォームからお願いします。

EDITORS SAGA編集部

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