2018年、年末に公開して好評だった「まんじゅう特集」。
平成29年、佐賀県は饅頭消費量が1位だったという事は、前回お知らせしましたが、思いの外好評でやはり佐賀県民はまんじゅう好きなんだなと実感させられたところです。
前回の記事はコチラ↓
【佐賀まんじゅう特集】地元エディターおすすめの饅頭あつめました!| 前編
第2弾として1回目に紹介しきれなかった地元エディターがおすすめする饅頭をお届したいと思います。
佐賀市
「森まんじゅう店」の『やぶれまんじゅう』
【編集部おススメ】
まんじゅうなどの種類が豊富でしかも安い!ついたくさん買って帰りたくなる森まんじゅう店。中でも「やぶれまんじゅう」はうす皮に甘さ控えめで、ほくほくの粒あんがこれでもか!と詰められています。あんこ好きにはたまらない一品です。
「森まんじゅう店」の『黒糖まんじゅう』
【編集部おススメ】
同じく森まんじゅう店の「黒糖まんじゅう」。黒糖のコクとほろ苦さが利いたふわふわの皮に、こちらも粒あんがたっぷり。どこか懐かしい味わいのまんじゅうです。
「きのや菓子舗」の『麩まんじゅう』
【編集部おススメ】
佐賀では珍しい「麩まんじゅう」を作っているきのや菓子舗。モチモチとした生麩に、さらっとした上品なこしあんがぎっしり入っています。包まれた笹の葉の香りも堪りません。
「高橋餅本舗 福屋」の『チーズまんじゅう』
【エディター橋本さんおススメ】
フランス産の濃厚なクリームチーズを、クルミ入りのクッキー生地で包んで焼き上げた洋風焼菓子。大きさも味も完全に最高!上品で濃厚なクリームチーズが口の中に広がるんですが、あの小さいサイズだから幸せをかんじます。
与えられすぎたら幸せではなくなるってこのチーズまんじゅうが教えてくれました。
住所:〒840-0862 佐賀県佐賀市嘉瀬町大字扇町2430
電話番号:0952-23-8071
販売期間:秋~春季(チーズ饅頭)
営業時間:8:00~18:00
WEB:http://www.takahashimochi.co.jp/
多久市
岸川まんじゅう森上商店の『岸川まんじゅう』
【編集部おススメ】
多久市北多久町の岸川地区に古くから伝わる酒まんじゅうで、引きの強い生地が特徴。
添加物はいっさい使用せず、酒だけで発酵させる作り方は300年前から引き継がれています。素朴な味わいとバラエティ豊かな種類(シンプルなあん入りのほか、よもぎ入りなど10種類程度)が人気。
生地がほんのりと甘いので、あん無しもオススメです。
唐津市
「御菓子処 黄金堂」の「秀吉まんじゅう」
【エディタームギさんおススメ】
「秀吉まんじゅう」という珍しい名前の饅頭。唐津は豊臣秀吉との縁があり、秀吉にあやかる菓子や酒がたくさんありますが、こちらの饅頭は、パッケージが可愛くて、お土産におすすめです。白あんを生地で包んで焼き上げた焼き饅頭で美味しいです。
「御菓子処 黄金堂」の「上用饅頭」
【エディタームギさんおススメ】
上用饅頭とは、すりおろした薯蕷(ヤマイモ)に薯蕷(上用粉)、砂糖を加えた生地で小豆餡や白あんを包んで作る饅頭のこと。婚礼や祝い事などの贈り物に用いられる饅頭のようですが、美味しくてお茶請けにぴったり。ちょっとだけ贅沢なおやつ時間を楽しめます。
「花月堂菓子舗」の「やぶれ饅頭」
【エディタームギさんおススメ】
1つ60円という手軽さで、あんこがぎっしり!ぱくぱく食べちゃいます。
「大原松露饅頭」の「松露饅頭」
【編集部おススメ】
唐津の虹ノ松原に自生するきのこ「松露」に形が似ているという松露饅頭。品のいいあんこの甘さが口いっぱいに広がり、ひとつひとつ職人さんによって焼かれた薄くて均一な皮には一種の感動を覚えます。大原松露饅頭の和多田店ではタイミングがよければ焼きたてのとっても香ばしい松露饅頭が食べられるんです!午前中の時間帯が狙い目だそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
あなたが親しんだ「饅頭」はありましたか?地元で愛されてきた饅頭、変わり種と色々あったのではないでしょうか。
見てみれば見てみるほど、掘れば町で愛されている饅頭は、まだまだあるのようです。 今回ご紹介した饅頭は全部で9種類。その他の市町でも「こんな饅頭あるよ」という場所があれば、ご意見お待ちしています。
※今回「饅頭」とは、小麦粉、米粉、そば粉など、粉類の皮で各種の餡(あん)を包んで蒸したもの、もしくは「まんじゅう・饅頭」と名のついたものと定義した上まとめています。
EDITORS SAGA編集部 中村美由希