秋の佐賀を象徴する風物詩といえば、やはり「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。
全国からおよそ80万人もの人が訪れる日本最大級の熱気球イベントで、色とりどりのバルーンが一斉に飛び立つ光景はまさに圧巻です!
そんなバルーンのお祭りを「一度は会場で間近に見てみたい!」と思っている人も多いはず。
とはいえ、初めて訪れる人にとっては、会場の広さやアクセス、観覧スポット、混雑の傾向など、事前に知っておきたいポイントも少なくありません。
そこで今回は、編集部・中島が会場を歩いて体感した"リアルな現地情報"をもとに、初めての方でも楽しみやすくなるよう見どころや準備のコツをわかりやすくまとめました。
いつかバルーンフェスタを訪れるときのためのガイドとして、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
1. まず押さえたい!バルーンフェスタの基本情報とベストな行き方
そもそも「バルーンフェスタってどんなイベント?」という方へ、まずは基本情報を紹介します。
- アジア最大級の熱気球の祭典!
毎年10月下旬から11月上旬の5日間程度、佐賀市中心部を流れる嘉瀬川河川敷で開催されます。 - 世界各国から約100機が集結!
競技を中心とした国際大会で、世界中から集まったパイロットが佐賀の空で熱戦を繰り広げます。

バルーンは"朝"が狙いどき!
バルーン競技は基本的に早朝と夕方の2回実施されますが、熱気球は気象条件、特に風の状況にとても左右されやすく、晴れていても中止になることもしばしば。
過去の実施状況を見ると朝の方が圧倒的に開催率が高いので、絶景を逃したくない方は早起きがマストです!

電車?それとも車?最適なアクセスは?
今回私は朝6時に佐賀市内から車で向かいました。大会初日で平日だったこともあり、6時半には無事駐車場に到着。すでに多くの来場者がそれぞれのベストポジションで離陸を待っていました。
《マイカー利用のポイント》
- 朝夕は必ず渋滞。帰りは特に時間がかかることがあります。
- 会場内に駐車場あり。
(ただし、今大会期間中の土日祝日には夜中の2時ごろには満車になっていたそうです。) - 周辺の臨時駐車場+シャトルバス利用という選択肢もあり。

大会3日目の早朝は、駐車場まで長い車列が伸びていました!
《電車利用(バルーンさが駅)のポイント》
- 渋滞知らずで一番スムーズ。
(ただし、佐賀駅到着時点で満員になるほど混み合う日も) - 大会期間限定で開設される「バルーンさが駅」から離陸エリアは徒歩5分。
- 交通系ICカード利用可。
車でも電車でも、共通して言えるのは「とにかく早めの行動が肝心」ということ。今回は日の出前出発で渋滞を回避できましたが、早朝の余裕のある出発が正解だったと実感しました!

大会期間中だけ利用できる「バルーンさが駅」
2. これを見なきゃ始まらない!フェスタの2大イベント
今回、私が何より楽しみにしていたのが、この2つのイベントです。どちらも本当に感動的で、一生の思い出に残る光景でした!
1. 朝の空へ100機が舞い上がる「一斉離陸」
早朝、日が昇り始めた会場には、バルーンを積んだ車が続々と集まってきます。パイロットたちが手際よく準備を進め、「ゴォォ!」というバーナー音とともにバルーンが膨らんでいく様子を見ているだけでもワクワク!

少しずつむくむくと膨らんでいく様子もなんだかかわいい
そして、いよいよ離陸の瞬間。河川敷に並んだバルーンが、朝の澄んだ空気の中へ一斉に飛び立っていきます。

いってらっしゃ〜い!
バルーンが来場者のすぐそばまで急接近したり、真上を通過したりする場面もあり、想像をはるかに超える大きさと迫力に圧倒されました!
パイロットたちがバルーンから手を振り、地上の来場者が喜んで手を振り返す様子が、なんともほっこりする瞬間でした。

離陸エリア(川の東側)で一斉離陸を見たあとは、橋を渡って川の反対側へ移動。対岸では、バルーンと川面に映る姿を撮影できるとあって、多くのカメラマンや来場者がベストポジションを探して集まっていました。

離陸エリアの対岸からはこんな景色が撮影できます

こんなにたくさんのバルーンが飛んでいるなんて、夢のような光景です!
2. 夜空を照らす幻想ショー!夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」
バルーンフェスタ期間の後半の夜に行われる、夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」。人気イベントともあって、開始30分前には河川敷のどこを見ても人・人・人!ものすごい賑わいでした。
「3、2、1...バーナーズオン!」の掛け声で、数十機のバルーンにバーナーの炎が立ち上がると、会場全体があたたかな光に包まれ、同時に大きな歓声が上がります!

バーナーの炎のあたたかさまで感じられる距離感
キャラクターや動物をモチーフにしたバルーンも多く、子どもたちも大喜び。ショー後半には、カラフルな照明の演出も加わり、さらに会場は盛り上がります。

音楽とライティングで会場の熱気は最高潮に
ただし、終了後は電車も道路も一気に大混雑。スムーズに帰りたい場合は、少し会場に残って余韻を楽しんだり、早めに移動し始めたりするなど、混雑のピークを避ける工夫が必要です。

いい場所から見るなら、早めの場所取りがおすすめです!
3. 子どもたちも大喜び!かわいいバルーンが大集合
朝と夕方の競技の合間にも、会場ではファミリーで楽しめるイベントがたくさん開催されています。
早朝の一斉離陸のあとに行われる「バルーンファンタジア」では、人気キャラクターや動物をモチーフにしたバルーンが間近で楽しめます。

私のお気に入りはハート型のバルーン。
にっこりとした表情がとてもかわいらしく、見ているだけで思わず笑顔になるバルーンでした!

天候により内容が変更・中止されることもありますが、会場内には子どもが楽しめる工夫があちこちに散りばめられており、ファミリーで楽しめるイベントです。
4. グルメも楽しめる!うまかもん市場で佐賀グルメ&買い物を満喫

早朝のバルーンを楽しんだあとは、いよいよお楽しみのグルメエリアへ!大きなテント内には、佐賀の名物料理や特産品、工芸品まで幅広いお店がずらりと並んでいます。
ひときわ行列をなしていたのは、バルーン名物「大鍋カレー」。直径1メートル以上もある巨大な鍋で煮込まれるカレーは香りも抜群で、食欲をそそられます!

ほかにも佐賀ならではのグルメが豊富にそろい、グルメエリアだけでも十分楽しめるの充実度。しかも、会場には飲食スペースもしっかり用意されているので安心です。

また、お土産も充実していて、定番の丸ぼうろや、バルーンをモチーフにした限定グッズなど、どれを選ぶか迷ってしまうほどの品揃えです。
さらに、離陸エリアからうまかもん市場に続く道沿いにも、たくさんの出店が並んでいました。手軽に食べられるメニューが多いので、移動の合間にちょっとつまみやすいのもうれしいポイントです。

5. 実際に感じた混雑状況。時間帯ごとの傾向をチェック
せっかく行くなら、できるだけ混雑を避けたいですよね。ここでは、私が訪れた際の時間帯別の混雑傾向をご紹介します!訪問計画を立てる際の参考にしてみてくださいね。
時間帯別の混雑状況
早朝(〜7:00)
- 一斉離陸を狙う来場者が多く、全体的に人出は多め
- ただし早めに動けばスムーズに移動可能
- 離陸直前は一気に混雑するので余裕を持った到着がおすすめ
午前(8:00〜12:00)
- 帰宅する人たちと、フードエリアに向かう人たちが重なり混雑のピークに
- 特にテント内や飲食スペースは行列になりやすい
日中(12:00〜15:00)
- 競技が行われない時間帯のため比較的ゆったり
- 体験イベントやグルメ、買い物を楽しみやすい
夕方(17:00〜)
- 夜間係留イベントを目当て来場者が再び増加
- イベント終了後は電車も道路も大混雑
- 少し時間をずらして帰るとスムーズ
6. 持って行くと安心。服装のコツと便利アイテム
11月の朝晩は意外と冷え込むため、あたたかい上着は必須アイテム。一方で日中は気温が上がるので、着脱しやすく、調整できる服装がベストです。
会場のトイレや手洗い場は混雑することが多いため、除菌ウェットティッシュがあると安心です。また、長時間の滞在になることを踏まえ、以下のアイテムがあるとより快適に過ごせます。
- 折りたたみ椅子
- 簡易レジャーシート
- モバイルバッテリー(写真や動画撮影が多いため消耗しやすい)
- 防寒アイテム(手袋、ホッカイロなど)
- 日傘や帽子(屋根がないので、晴れて日差しが強い日は活躍)
早朝から夜まで長時間楽しむイベントだからこそ、体調を崩さないよう、しっかり支度して出かけましょう!

さいごに
初めて会場で間近に見たバルーンは、これまで遠くから眺めていた景色とは比べものにならないほど迫力があり、終始「すごいー!」と興奮しっぱなしでした!
さらに会場で知ったのは、この大会を多くのボランティアの皆さんが支えているということ。駅も建物もない河川敷に一から会場をつくり上げていると知り、その熱意には本当に驚きです。だからこそ、訪れる側もルールを守り、周りへの思いやりを忘れずに楽しみたいなと感じました。
バルーンフェスタは早起き必須ですが、それをはるかに上回る一生忘れられない感動の景色を楽しめること間違いなしのイベントです!事前準備をして、あなたも"佐賀の空の祭典"をぜひ体感してみてくださいね!

| イベント名 | 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.sibf.jp/ |
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EDITORS SAGA編集部 中島
