コスメビジネスコミュニティ「Cosme Park SAGA(通称:CosPa)」とは?イベント会場から現地リポート! PR

コスメビジネスコミュニティ「Cosme Park SAGA(通称:CosPa)」とは?イベント会場から現地リポート!

「アジアで一番コスメビジネスがしやすい都市」を目指し、コスメ県SAGAとして産官学で連携しながら、さまざまな取り組みが進む佐賀。その中で、2025年度から新たな動きが始まりました。

それが、コスメをきっかけに人やアイデア、地域がつながるコミュニティづくり。
Cosme Park SAGA(通称:CosPa・コスパ)と名付けられたこの場は、佐賀を拠点にしながら、県内外・業界内外へと広がりつつあるのだとか。

いったいどんな人たちが集まり、どんな空気が流れているのでしょうか。
今回は佐賀だけでなく東京にも足を運び、CosPaの交流イベントや日本最大級のコスメ展示会の現場を追いました。そこには、美容家として知られるあの人や、佐賀大学で新たに動き出す研究のキーパーソンの姿も......!

「コスメ県SAGA」、想像以上に面白いことになっていました。
 現場の空気とともに、その広がりをお届けします。

目次

1|Cosme Park SAGA(CosPa)とは?

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2025年度から始まったCosme Park SAGA(通称:CosPa・コスパ)は、コスメの仕事に関わる人はもちろん、異業種や学生など、「ちょっと気になる」くらいの人も気軽に参加できるコミュニティです。

CosPaでは、セミナーや交流イベント、現場を訪ねるフィールドワーク等をとおして、コスメビジネスを学び、参加者同士でネットワークを構築することができます。
基本的には、イベントの際はオンライン配信も行うので、全国どこからでも参加可能です。さらに、イベント外でも日常的に参加者同士がつながることができるオンラインコミュニティも開設しています。

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コスメづくりといっても、成分や処方といった中身の話だけではありません。パッケージのデザインやブランドづくり、商品をどう届けるかといったことまで関わるポイントはさまざま。すべてを一人でこなすのは簡単ではなく、「何から始めればいいんだろう」と立ち止まってしまう人も少なくありません。
CosPaは、そんな人たちが自分とは違う立場や得意なことを持つ人や企業と出会える場所。自社ブランドを持つ方、原料・OEM・製造業者、美容関係者等既にコスメビジネスに関わっている方から食品、建築、観光等異業種からコスメビジネスへの参入を目指す方まで、多彩な顔ぶれが集い、それぞれが次のステップへ進むためのヒントや頼れる相談先を見つけていきます。

コスメに少しでも関心がある人にとって、とても心強いネットワークです。

2|異業種が交わる、リアルなCosPaの交流イベント

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2025年12月に開催されたCosPaの交流イベントに、実際に参加してみました。
会場は佐賀県庁地下にある「SAGACHIKA」。2025年6月のキックオフ以降、イベントやフィールドワークを重ね、これまでに累計500人以上が参加してきたそうです。

今回のテーマは「異業種とのコラボレーション」。
原料、製造、デザイン、販売と参加者のバックグラウンドはさまざま。立場の違いを越えて「一緒に何ができるか」を考える時間が、会場のあちこちで生まれていました。

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実際に参加していた方は、この場をどう感じていたのでしょうか。
リアルな声を紹介します。

cospa_setoguchi.jpgcolor salon ソノイロ 瀬戸口さん

CosPaには初回から参加しています。カラーリストとして興味があるだけでなく、自閉症の娘がアート活動をしていて、一緒に何かできないかと思っています。コスメは鮮やかで、人生を彩るものだからこそ、福祉と掛け合わせる可能性を感じました。製造から販売までも多くの過程があり、多様な人たちが関われる余地があると気づいたのも大きかったです。
ここには色んな企業の方が集まっていて、営業ではなく"経験談"として自然に話してもらえるのでありがたいです。「パーク」という名前の通り、ふらっと立ち寄れる雰囲気も気に入っています。

cospa_ejima.jpg肥前糧食株式会社 江島社長

米穀や鶏卵の卸売業を営んでいます。製造の過程で出る米糠や卵殻を何かに活かせないかと考え、コスメ業界に興味を持ちました。原料化は正直難しいと思っていましたが、今日ある会社さんが、「コスメづくりは、まずは熱意からだけでもいい」とおっしゃっていたのを聞き、背中を押された気がしました。社内にはまだ内緒ですが(笑)、挑戦できることがないか考えていきたいですね。

cospa_fuchino.jpg株式会社関家具 淵野さん

家具メーカーで、オフィスやホテル向けの家具・インテリアを扱う部門を担当しています。オリジナルのアメニティをつくりたいという相談を受けることがあり、コスメとどう関われるのかを知りたくて参加しました。
成分の話だけでなく、パッケージについても具体的な意見が聞けたのが印象的です。プラスチック容器に木材を組み合わせる提案など、異業種ならではの発想も多く、可能性を感じました。"中身をつくる人"と直接つながれたことが、今回いちばんの収穫ですね。

みなさんの声を聞いていると、この場が単なる交流会ではなく、新しい挑戦のヒントがあちこちに転がっている場所なのだと伝わってきます。

3|東京でも広がる佐賀コスメの輪。COSME Week 東京出展と交流会

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CosPaにはオンラインでも参加できますが、東京でオフラインイベントが開かれると聞き、さらに日本最大級の化粧品展示会でのブース出展や、山口知事とMEGUMIさんによるトークショーも予定されているとのこと。

これは見逃せない...!と佐賀を飛び出して東京へ現地取材に行ってきました。

3-1|日本最大級「Cosme Week2026東京」ブース出展

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まず足を運んだのは「Cosme Week2026東京」。東京ビッグサイトを会場に、2026年1月14日(水)〜16日(金)の3日間にわたって開催されました。
会場に入ってまず驚いたのは、その規模。さすが日本最大級...広すぎます。

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化粧品や美容食品の原料/OEM/パッケージから、スキンケア/ヘアケアなどの最終製品、販促製品/マーケティングツールなど、すさまじい数のブースが並んでいました。

会場マップを片手にうろうろしていると、発見しました、佐賀県のブースです!

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こちらでは、佐賀県とジャパン・コスメティック・センター(JCC)によるコスメビジネス支援の取り組みが紹介されていました。あわせて、佐賀から生まれた「SAGA cosme」やJCC会員企業の展示も。

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説明に足を止める来場者の姿も多く、ブースのまわりは終始にぎわいを見せていました。

3-2|知事×MEGUMIさん×佐賀大学教授が語る、「コスメ県SAGAの挑戦」

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ブースを見て回ったあと、次に向かったのはステージエリア。ここでは、山口知事、俳優/プロデューサーであり、自身のコスメブランドを持つMEGUMIさん、佐賀大学の徳留教授によるトークショーが行われました。

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ステージでは、佐賀県がコスメ産業の推進に力を入れていることや、佐賀大学に新たに設置される「コスメ学環」について紹介されました。

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MEGUMIさんはすでに佐賀のコスメの現場を訪れたことがあるそうで、そのときのエピソードを交えながら、コスメ学環で教鞭をとる徳留教授とのトークも弾んでいました。

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客席は満席。立ち見も出るほどの盛況ぶりで、佐賀の挑戦がしっかりと届いていました。東京ビッグサイトでの様子は、NewsPicksにアップされていますので、ぜひご覧ください!

番組名 なぜ佐賀に企業が集まる?産学官で挑む「コスメの聖地」への戦略
NewsPicks https://newspicks.com/live-movie/6497/
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=oSbDivtIYFY

3-3|夜は「SAGAコスメMEET UP in TOKYO」へ

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さてさて、東京でのイベントはまだ終わりません。
展示会とトークショーで佐賀の取り組みがしっかり発信されたその夜、CosPaの一環として東京でカジュアルな交流イベントも開かれました。

会場に集まったのは、Cosme Weekの出展者や来場者、首都圏の大手化粧品メーカーの開発担当者など約30名。こちらでも、佐賀県のコスメ推進の取り組みについて佐賀大学の徳留教授とJCC藤岡事務局長からお話があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。

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グラス片手に自己紹介が始まると、あちこちに自然と輪ができていきます。

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佐賀県の取り組みを初めて知ったという参加者からは、こんな声が聞かれました。

  • なぜ佐賀県がコスメを推進するのか疑問だったけれど、説明を聞いて納得した
  • 佐賀県の産官学の役割がよくわかり、協業のイメージがふくらんだ
  • 改めて佐賀のすごさを実感した

コスメに関心のある人たちが集い、つながり合い、次の一歩を探る。
そんなコミュニティづくりが、首都圏にも広がり始めていることを実感しました。

4|今後の展望。この輪は、どこまで広がる?

CosPaの取材を通して強く感じたのは、「コスメをつくる」こと以上に、「人と人が出会う」ことの力でした。
原料、製造、デザイン、販売。どこかひとつでも関われる場所があれば、そこから会話が生まれ、次の可能性が見えてくる。CosPaは、そんな入口をいくつも用意してくれる場なのだと思います。

では、このコミュニティはこれからどこへ向かっていくのでしょうか。
最後に、佐賀県コスメティック産業推進室の村上さんに、今後の展望を伺いました。

cospa_murakami.jpgコスメ室 村上さん

CosPaでは、企業や個人が直接つながり、横の関係性が自然に生まれることを大切にしています。いまはまだ"種まき"の段階ですが、少しずつ成果事例も増えてきていて、参加者同士の動きも見え始めています。将来的には、参加者の中から自然と中心となる人たちが育ち、コミュニティとしてしっかり根づいていけたらと思っています。

2026年3月には、「コスメ開発工程を深く知り、ヒントを得たい」という参加者の声から生まれた、コスメを作るうえでの具体的なプロセスを学べる事例講座から、参加者同士で「売る」アイデアの共有までできるイベントを開催予定とのこと。
初参加の方も大歓迎とのことなので、「コスメに関心がある」「何かヒントを探している」。そんな方は、ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。

イベント名 1つのコスメが生まれるまで ― コスメを『作る』プロセスを学び、『売る』を考える ―
日時 2026年3月11日(水)15:00〜17:00 ※受付14:30~
会場 グランデはがくれ (フラワーホールC)
住所 佐賀県佐賀市天神2丁目1-36
参加費 無料
定員 会場参加(60名)/オンライン参加(定員なし)
詳細・申し込み

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なぜ佐賀に企業が集まる?産学官で挑む「コスメの聖地」への戦略

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EDITORS SAGA編集部 牛島 希

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