佐賀のゴールデンウィークといえば、やっぱりこの祭典！
日本最古の磁器の産地・有田町で開催される「有田陶器市」は、毎年100万人以上が訪れる一大イベントです。400年以上の歴史を誇るやきものの町が、7日間だけ特別なにぎわいに包まれます。
今回は見どころはもちろん、アクセスや混雑を避けるコツ、さらには周辺の寄り道スポットまで、有田陶器市をめいっぱい楽しむための情報をぎゅっとまとめてご紹介します！
目次
- 400年の歴史が息づく「うつわの祭典」
- ここは絶対ハズせない！陶器市おすすめスポット3選
1 | やきもの散歩道（ちゃわん王国通り）
2 | アリタセラ
3 | トンバイ塀通り ＆ CAFE DE ARITA - アクセス＆混雑回避のコツはこれ！
- 陶器市だけじゃもったいない！寄り道スポット3選
1｜陶山神社
2｜有田ポーセリンパーク
3｜ギャラリー有田 - これがあると安心！陶器市の持ち物チェックリスト
- さいごに
1. 400年の歴史が息づく「うつわの祭典」
2025年の有田陶器市は、4月29日（火・祝）〜5月5日（月・祝）の7日間で開催。メインストリートには約4kmにわたって、400店舗以上の陶器店がずらり！
日常使いのうつわから、工芸品、アート作品のような個性派までバリエーション豊富。価格もリーズナブルなものから美術館級の逸品までと幅広く、見ているだけでも楽しい陶磁器の祭典です。
2. ここは絶対ハズせない！陶器市おすすめスポット3選
1｜やきもの散歩道（ちゃわん王国通り）
JR有田駅からスタートするメインストリート。
お祭りのような賑わいで、店主さんとの距離が近いのも魅力です。お買い得品や一点ものの掘り出し物探すなら、まずはここへ！
写真提供：佐賀県観光連盟
2｜アリタセラ / Arita Será
22の陶磁器専門店が集まるショッピングエリア「アリタセラ」。カフェやレストランも併設されており、ゆったり買い物を楽しみたい方にぴったり。アーケードなので雨の日でも安心して過ごせます。
3｜トンバイ塀通り ＆ CAFE DE ARITA
歴史ある街並みが楽しめる「トンバイ塀通り」。
続くレンガ塀がノスタルジックな雰囲気を演出します。途中にある「CAFE DE ARITA」では、有田工業高校の生徒がデザインした紙カップに有田焼の文様があしらわれていて、SNS映えも抜群。陶器市の途中でひと息つくのにもぴったりのスポットです。
3. アクセス＆混雑回避のコツはこれ！
「行ってみたいけど、人混みが心配...」という方もご安心を。編集部おすすめの移動＆混雑対策をご紹介します。
電車で行くなら
最寄りはJR有田駅。博多からは特急「みどり」または「ハウステンボス」が便利です。
期間中は上有田駅にも臨時停車するので、目的地に合わせて使い分けましょう。
車で行くなら
周辺の公営駐車場を利用し、そこから会場へ。
陶器市期間中は、有田駅前通りやアリタセラを結ぶ無料シャトルバスが約20〜30分間隔で運行されています。混雑を避けてスムーズに移動できますよ。
引用：有田商工会議所
混雑のピークは昼頃。平日の午前中や雨の日を狙えば、比較的ゆったりと楽しめますよ。
有田陶器市はエリアも広いので、交通情報を確認しながら安全に楽しみましょう！
4. 陶器市だけじゃもったいない！寄り道スポット3選
陶器市と一緒に楽しみたい、有田らしさ満点のスポットをご紹介！
1｜陶山神社
鳥居、狛犬、灯篭まですべて磁器製という、まさに"やきもの神社"。高さ3.7mの白磁の大鳥居は、淡い唐草模様が美しく、有田焼の技術を肌で感じられます。
境内に線路が通っており、神社の中を電車が走るユニークな光景も見どころのひとつです！
| スポット名 | 陶山神社 |
|---|---|
| 住所 | 佐賀県西松浦郡有田町大樽2-5-1 MAP |
2｜有田ポーセリンパーク
ドイツ・ツヴィンガー宮殿を模した建物が目を引く、異世界のようなテーマパーク。
有田焼や日本酒の展示があり、広大な庭園では四季折々の花も楽しめます。写真映え抜群のスポットとしても人気です。
| スポット名 | 有田ポーセリンパーク |
|---|---|
| 住所 | 佐賀県西松浦郡有田町大樽2-5-1 MAP |
3｜ギャラリー有田
店内にずらりと並ぶのは、なんと2,500客以上のコーヒーカップ！ 好きなカップを選んでドリンクを楽しめるスタイルで、器好きにはたまらないお店です。料理にも有田焼が使われていて、目でも舌でもうつわの町を味わえるのが魅力。
| スポット名 | ギャラリー有田 |
|---|---|
| 住所 | 佐賀県西松浦郡有田町本町乙3057 MAP |
| 営業時間 | 11:00〜17:00（L.O.16:30） |
5. これがあると安心！陶器市の持ち物チェックリスト
陶器市を快適に楽しむためには、事前の準備が肝心！編集部おすすめの持ち物はこちら。
- 現金多めに：キャッシュレス非対応のお店もあります
- エコバッグ：割れ物なので、しっかりしたものを
- 歩きやすい靴：たくさん歩きます！
- 水分補給グッズ：意外と暑くなる5月、熱中症対策を
- 紫外線対策：日傘・帽子・日焼け止めなど
- 雨具：雨でも開催されるので折りたたみ傘が便利！
6. さいごに
見て・歩いて・買って楽しい「有田陶器市」は、ゴールデンウィークの思い出にぴったり。
陶器ファンはもちろん、「ちょっと覗いてみたい」という人でも楽しめる魅力が満載。"もっと器が好きになる"有田陶器市に、ぜひ足を運んでみてくださいね！
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EDITORS SAGA編集部 中島
