【唐津】「ASTIQUE」がS-1 AWARDS 2026で入賞!酒店跡地の洋菓子店

【唐津】「ASTIQUE」がS-1 AWARDS 2026で入賞!酒店跡地の洋菓子店

唐津市相知町の宿通り。静かな街道沿いには、昔ながらの町並みが残っています。

通りを進むと目に飛び込んでくる、趣のある温かな雰囲気の建物。洋菓子店「ASTIQUE(アスティーク)」です。

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一見すると、古民家や格式ある和の空間のよう。ところが、扉を開けると、優しく甘い香りに包まれ、洗練されたお菓子たちが並んでいます。

実はここ、かつて地域で長く愛されていた「進藤酒店」の跡地を活用して生まれた洋菓子店なんです。

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中に足を踏み入れると、酒造時代の道具類が棚に並び、当時を彷彿とさせます。和の情緒を残した趣深い空間で、どこかほっとする時間が流れています。

そんな実家の酒屋を受け継ぐようにして、この場所に洋菓子店を開いたのが店主の進藤愛子さん。

「お酒とお菓子を一緒に楽しめる店を開きたい」──。そんな夢を叶え、2021年に「ASTIQUE」をオープンしました。

お酒に合う焼き菓子から華やかな生ケーキまで

ASTIQUEのコンセプトは「お酒に合うお菓子」。甘い焼菓子はもちろん、ワインや日本酒と一緒に楽しみたい、大人向けのお菓子も揃っています。

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店内には常時20種類ほどの手作り焼き菓子や、季節の生ケーキが並びます。
敷地内で親族の方が大切に育てられた果実や、地元の素材など、旬の味わいを生かしたお菓子が多いのも特徴です。

S-1 AWARDS 2026で入賞!こだわりの「塩系おつまみBOX」

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佐賀の味海苔や相知町産高菜漬、チリペッパー、塩昆布を使ったお菓子がぎっしりと詰まっていて、ひと箱でそれぞれ異なる味わいを楽しめます。持ち運びしやすい容器もポイントで、お酒好きな方への贈り物にもぴったりです。

そんな「塩系おつまみBOX」は、2026年9月に行われた、佐賀の"イチオシのお土産"を選ぶコンテスト「S-1 AWARDS」にも選出されました!

受賞を知った愛子さんは、「静かな町でひっそり営業している当店のお菓子に投票が集まり、受賞につながったことを知った時は、お客様への感謝の気持ちで、こみあげてくるものがありました」と喜びを語ってくれました。

「ASTIQUEのお菓子を持っていったら喜ばれたよ」と声をかけてくださるお客さまも多いそう。

これからも、大切な人を想う気持ちにそっと寄り添えるようなお菓子を作っていきたい。そんな愛子さんの想いが、この一箱に詰まっています。

看板商品「Genyo」

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看板商品として親しまれているのが、レーズンウィッチ「Genyo」。

パッケージに描かれているのは、ワインを掲げるかわいらしい女の子のイラスト。愛子さんの姪っ子さんが小さい時に、ほろ酔いの愛子さんを描いたイラストがもとになっているそうです。

名前の由来は、かつてこの地で造られていた清酒「玄洋」からで、芳醇なお酒の香りとコクが口いっぱいに広がり、一度味わうと忘れられない特別なおいしさです。

筆者イチオシ!レモンケーキ

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筆者イチオシは、昔ながらの懐かしさを感じるレモンケーキです。
ふんわりしっとりとした生地に、甘酸っぱい爽やかなレモンピール。表面をコーティングしたシュガーの甘さとのバランスが抜群で、世代を問わず心を掴まれます。

お酒のあてにもぴったり!甘くないセイボリー

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アンチョビの風味がクセになる「アンチョビ大好き」など、甘いお菓子だけでなく、ワインや地酒のお供に選びたくなるラインナップも充実しています。

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テイクアウトした「アンチョビ大好き」と「塩昆布と白胡麻のおつまみパイ 」

手作りのパイ生地はザクザクと香ばしく、絶妙な塩加減もたまりません。思わずビールがすすみます!

華やかな生ケーキ

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美しい生ケーキも、ASTIQUEの魅力のひとつ。
なかでも「ルージュ」は、思わず見とれてしまうような華やかな一品です。

いつまでも飾っていたいと思うほど美しく、ひと口味わえば上品な味わい。見た目も味も楽しめる、ASTIQUEならではのケーキです。

※季節のホールケーキ、バースデーケーキなどは要予約です。

期間限定!こだわり素材で仕立てる特別な「かき氷」は9月いっぱいまで

暑い夏の時期に見逃せないのが、期間限定で登場する特製のかき氷。こだわりが詰まったフレーバーは、全部で4種類あります。

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今回は、人気No1の「あまおう苺」と、やさしいコーヒーの甘さの「カフェ&ショコラ」をいただきました。

どちらも、ふわふわの氷に自家製ソースを合わせた、たまらないおいしさ。大きすぎず、ちょうどよい量で楽しめます。

「あまおう苺」は、練乳エスプーマクリームとかわいいピンクのビスキュイがアクセント。氷の下の方までソースがたっぷりしみ込んでいて、まさに贅沢感を味わえる一杯でした!

ほかにも、「ブルーベリー」と「完熟梅」のフレーバーが楽しめるそうです。紙のカップに入っているので、テイクアウトできるのも嬉しいですね。暑い日にわざわざ足を運んででも食べたくなる、特別なひんやりスイーツです。

高校時代の夢と、故郷への想いを形に。「磨き上げる」お菓子づくり

店主・進藤愛子さんの「お菓子作り」の原点は、高校3年生の頃にさかのぼります。

当時、集英社のファッション誌『non-no(ノンノ)』が主催したアイデアレシピコンテストに応募した愛子さんは、見事に西日本準グランプリを獲得。
この大きな経験がきっかけとなり、「将来は実家の酒屋で、お酒とお菓子を一緒に楽しめるお店を開きたい」という夢を描くようになりました。

しかし、その後、酒屋を営んでいたお父様が急逝されるという悲しい出来事が。お店のシャッターは下ろされ、それから22年もの間、静かに時を止めることとなりました。

それでも愛子さんは夢を諦めることなく、東京や福岡の有名ホテル、レストランでパティシエとしての技術を磨き続け、さらに難関資格として知られる「シニアソムリエ」も取得。

長年にわたって技術と知識を磨き続け、ついに故郷での開業という夢を実現しました。

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夢を形にした店内には、イートインスペースもあり、お菓子と一緒にコーヒーやワイン、佐賀のお酒を楽しむことができます。

ソファー席は4名~6名で、予約制。グラスで提供するお酒は、お1人2杯までとなっています。

どの組み合わせが合うか迷ったときは、ぜひ店主の愛子さんに相談してみてください。ソムリエならではの視点で、最高のペアリングを提案していただけますよ。

※お車を運転される方へのアルコール提供はできませんのでご注意ください

また来たくなる理由

ASTIQUEの魅力は、お菓子やお酒だけではありません。店主・愛子さんの親しみやすい人柄も、また訪れたくなる理由のひとつです。

取材中には、近所に住む高校生の男の子が遊びに来て、愛子さんと楽しそうに談笑する姿も。地域の人とのつながりや、温かな雰囲気が感じられるひとときでした。

おいしいお菓子やお酒とともに、愛子さんの温かな人柄にも触れられる「ASTIQUE」。
大切な人への贈り物や、自分へのちょっとしたご褒美を探しに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

店舗名 ASTIQUE(アスティーク)~patisserie~ 
住所 佐賀県唐津市相知町相知1906-1
営業日 金曜日11:00~19:00/土曜日・日曜日11:00~17:00
駐車場 店舗横に6台ほどあり
公式SNS 公式Instagram:@astique_aiko
地図

ライター

Fika(フィーカ)

唐津市生まれ、唐津市在住。高校生3人を育てるワーママ。 新聞社のライターや大手メディアの地域クリエイターを経験。 自然、歴史、食...

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