佐賀の特産品をギュッと結ぶ。玄米おむすび専門店 新メニュー開発!|石黒さんチームお試し地域づくり活動 PR

佐賀の特産品をギュッと結ぶ。玄米おむすび専門店 新メニュー開発!|石黒さんチームお試し地域づくり活動

私たちが暮らすまちは、その土地の文化、歴史、産業、そしてそこで暮らす人々によって形成されています。

佐賀県には『ローカリスト』と呼ばれる多くのプレイヤーたちが正解の無い地域づくりに挑戦しています。

『SAGAローカリストアカデミー』は地域で実際に活動している『ローカリスト』と、これから何か活動していきたいという意欲ある若い世代の出会いの場。

9月25日、10月9日に開催された『SAGAローカリストアカデミー』を終え、次の舞台は『ローカリスト』と『ネクストローカリスト』による『お試し地域づくり活動』。

今回は石黒さんチームの『お試し地域づくり活動』のレポートです。

ローカリストアカデミーでの活動はこちら

8種類の"佐賀の特産品おむすび"試食会!

石黒さんチームの『お試し地域づくり活動』は、石黒さんが経営する『玄米おむすび専門店 こめこっこ』での販売をベースに"佐賀らしい玄米おむすびの新メニュー開発をすること"。

アカデミーのワークショップでは、佐賀県内の特産品や名物をネクストローカリストの知識やWEB検索も交えながら書き出し、特産品と特産品をかけ合わせたりしながら、8種類のおむすび案を考えました。

ワークショップで生まれたおむすび案は、ネクストローカリストが1つずつメニュー考案の担当を受け持ち、各自で試作することに。アカデミー後にできたSNSグループでは、それぞれが作ったおむすびの写真や作り方などを投稿し合うなど、試食会に向けて、試行錯誤しながら進んでいきました。

そして迎えた試食会。

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10月30日。佐賀市にあるイベントスペース『ReLife』のキッチンで、ネクストローカリスト達がそれぞれメニュー考案した8種類のおむすびと新たに追加された3種類のおむすびの合計11個のおむすびを協力して作りました。

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メニューもメンバーの手書きで。

試作段階では、作る個数が少ないため比較的簡単だったものでも、数十個での単位になると仕込みなど想定以上に時間がかかることが見えてきました。

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有明海苔の佃煮を使ったものやソウルフードのシシリアンライスをおむすびにしたもの、基山の特産物であるエミューを唐揚げにしてトッピングにしたもの、太良のみかん、さらには佐賀市の人気店『よなよなあん工房』のあんこを使ったおむすびなど、個性豊かな11種類が並びます。

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実際に『こめこっこ』の新メニューとなるおむすびの試食会には、ネクストローカリストだけでなく、SNSや口コミで公募した方々が参加しました。

11種類の佐賀の特産品を掛け合わせたおむすびについて、味の感想だけでなく、見た目、「○○を使っても面白いかも」など新たなアイデアが出る場面も。

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おむすびと一緒に渡されたアンケートには"気に入ったおむすび""販売してほしいおむすび"、そしてその理由などを記入しました。このうち特に人気が高かった6種類が、これからの商品化に向けて更にブラシュアップされていきます。人気だった6種類がこちら。

さが海苔の佃煮とクリームチーズのおむすび
太良みかんと角煮のおむすび
さが名物シシリアンおむすび
嬉野茶塩のよなよなあんこおむすび
よなよなあんことおかかチーズむすび
さがんたれむすび

また、商品のブラッシュアップだけでなく、単品で販売するか、ランチBOXとして販売するか、海苔やネギなどのフードロス材料などを使えないかなどの食材の手配先なども話し合いました。

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ついに商品化!?『さがむすび』ランチBOX

6種類のおむすびは『さがむすび』ランチBOXとして、まずは11月27日、28日に鹿島市で行われたイベント『SPOT LIGHT SAGA』で販売されました。

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ランチBOXのパッケージデザインはネクストローカリストによるもので、それぞれのおむすびのイメージをデザインしたそう。また、おむすびについての感想を購入された方に伺うために簡単に答えられるようなアンケートを作成し、アンケートフォームのQRコードをパッケージに載せるなどの工夫も。

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2月には、佐賀県庁でも試験的に販売され、先日行われた、嬉野のローカリスト 赤澤さんが実行委員長として開催された『うれしの温泉いいところギュッとフェス』でも販売されました。

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佐賀県庁 地下1階 SAGA CHIKAでの販売の様子。

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『うれしの温泉いいところギュッとフェス』での販売の様子。

販売先によって、人気のおむすびにもばらつきも。販売場所によってメニューを変更できたり、季節ごとの佐賀の特産物を入れても面白いかも......?、と想像が膨らむ『さがむすび』。今後は冷凍販売も考えているのだそう。

佐賀だけでなく、日本全国で佐賀の味が楽しめる日も近いかもしれません!

EDITORS SAGA 編集部

SAGAローカリスト2021

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