【小城市】清水の滝|清涼感たっぷり!滝を背景に音色奏でるカルピス風鈴 

【小城市】清水の滝|清涼感たっぷり!滝を背景に音色奏でるカルピス風鈴 

小城スマートICを越えて山道を登っていくと辿り着く、小城町松尾の清水の滝エリア。山に囲まれた集落はどこかノスタルジックな雰囲気に包まれ、耳を澄ますと鳥や蝉の鳴き声、水音が聞こえてきます。

喧騒から離れた静かな山あいは、夏の避暑にもぴったり。涼やかな風鈴の音や夏ならではの景色を楽しみながら歩く、清水の滝周辺のおすすめ散策ルートをご紹介します。

昔ながらの建物が並ぶ細道。その多くは鯉料理店。

清水の滝周辺の駐車場に車を停め歩いて散策へ。静寂ながらも歴史と不思議な懐かしさを感じる町並みが広がります。平日の朝早くは散策を楽しむ人が多く、お店はまだ開店前。自然の音に耳を傾けながらゆっくりと歩いていきます。

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このあたりはもともと、参拝や滝修行の地として知られ、山中の門前町として認知されていたんだそう。そのときの食文化や建物が今も残っていることから、どこか時が止まったような、不思議な懐かしさを感じます。

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当時から受け継がれている食文化のひとつが、小城の名物ともいえる「鯉料理」。今でも鯉料理を味わえるお店が並んでいて、店先には鯉の生け簀もあります。よく見るふっくらとした鯉とは違い、程よいサイズ感の黒い鯉たち。名水で身を清めながらここで"そのとき"を待つ姿は少し切なくもあり、神秘的でもあります。

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反対側(帰り道)から撮影した虹色街道

鯉料理のお店が並ぶ通りを抜け、滝へ向かってさらに歩いていくと、頭上にカラフルな布のカーテンが見えてきました。

「虹色街道」と呼ばれているそうで、思わず足を止めて眺めたくなる鮮やかさ。泳ぐように風に揺れる布をあとに、さぁ、滝までもう少し。

清水の滝で楽しむ、夏限定のカルピス風鈴

小さな橋を渡って進んでいくと、まず聞こえてきたのは滝の音。さらに進むと、風鈴の涼やかな音色が重なってきました。

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透明感のある風鈴が陽の光を受けて、キラキラと輝いています。

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風鈴の下をくぐっていると、何だかマイナスイオンを浴びている気分!風鈴が吊るされているだけなのに、いつもより涼しく感じます。「カルピス」というのも、夏らしくて良いですよね。

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この「カルピス風鈴」は、アサヒ飲料㈱と小城市観光協会が協力し、地域活性化を目的に設置しているもの。2020年から毎年夏に登場し、だいたい7月末から9月末ごろまで、清水の滝を彩る夏の風物詩として親しまれています。

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ふと足元を見ると、カニがのんびりと道を横断していました。思わぬところで出会った小さな生き物に、子どもたちも大喜び!川がすぐ近くを流れているので、散策中にはこんな出会いもあります。

道の横を流れる川は流れが速く、この日はなんと蛇が泳ぐ姿も目撃しました!

自然豊かな場所だからこそ出会える、生き物たちの姿を観察しながら歩くのも楽しみのひとつです。

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そのまま川を辿るように奥に進んでいくと、いよいよ滝に到着。

迫力たっぷり!別名"珠簾(たますだれ)の滝"。

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目の前まで来ると、さすがの迫力!全国名水百選にも選ばれている清水川の上流にある「清水の滝」です。事前に予約をすれば、滝行を体験することもできるそうです。

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高さ約75mから水面に垂直に落ちる姿は、「珠簾(たますだれ)の滝」とも呼ばれています。弾かれた水しぶきがミストのように降りかかり、とっても涼しい!

そして、一目見てわかる水の透明感。この綺麗な水があるからこそ、クセのない澄んだ味わいの鯉料理が楽しめるというわけです。

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存分にマイナスイオンを浴びて、何だか身を清められた気分に。再び風鈴の道に癒されながら、来た道を戻ります。写真で見るとかなり奥まった場所にも見えますが、鯉料理店が並ぶ通りから滝までは徒歩6~7分ほど。気軽に歩いて行ける距離なのもうれしいポイントです。

木々や石階段を抜けて清水観音の御本堂へ。

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せっかくなので、清水観音宝地院にも立ち寄ってみます。803年に創建され、江戸時代に再興されたといわれる歴史あるお寺です。

鯉料理店が並ぶ通りから宝地院までは、歩いて5~6分ほど。ただし、こちらは階段が多いので少し注意。

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仁王門をくぐると、一気に静かな森の中です。巨木や太鼓橋に出迎えられた先には、鯉の供養塔や歯の供養塔など、ちょっと珍しいものも。

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御本堂までの階段(頂上側から撮影)

苔の生えた石階段を上った先が御本堂となります。 

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この日は軽い散策がメインだったため、参拝後、周辺の景色を眺めて下りることに。

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「清水観音の舞台」にも、風鈴が飾られていました。カルピス風鈴とはまた違った、カラフルな陶器の風鈴です。

さらに、「こいの鐘」と呼ばれる恋愛成就スポットもあります。"鯉"と"恋"をかけた可愛らしい取り組みに心が和みます。

ちなみに、本堂裏の石段からも清水の滝に行くことができます。清水の滝と清水観音の2カ所を合わせて楽しみたい方は、こちらのルートがおすすめです。

さいごに...

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ここ3~4年、夏休みになると、子どもたちと朝早く散策する、我が家の定番コースになっています。名所でありながら静かで、賑わう時期をずらせば人波に合わずにゆっくりと過ごせるのもポイント。

「佐賀の小京都」や「小城の奥座敷」と呼ばれるのも納得です。決して華美ではないけれど、心がほどけるような自然に囲まれた空間には、街中では味わえない魅力がたくさん詰まっています。

風鈴の涼やかな音色を楽しんだり、滝の水しぶきを浴びたり、鯉料理を味わったり。夏の小城には、暑い季節だからこそ楽しみたい魅力がたくさんあります。ぜひ家族や友人と一緒に、清水の滝周辺をゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。

スポット名 清水の滝 
住所 佐賀県小城市小城町松尾清水 
設備 駐車場、トイレあり
地図

フリーライター

しろいリンゴ

結婚と同時に、生まれ育った福岡市から佐賀市に移住。男児2人の母。記者として勤務した経験と、自宅保育の中で子どもたちと楽しく過ごす日...

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